Raspberry Pi セットアップ

簡易目次

  ラズパイをセットアップしていきます。

 と言ってもセットアップ方法はいろんな人が書いているので、あえて書かなくても良いかなと思います。ラズパイをセットアップするうえで色々方法があるのですが、自分のお気に入りは

「Raspberry Pi Zero W」をWindows10PCだけでセットアップ
  この方法です。

 自分はWin32DiskImagerではなく、DD for Windowsを使って書き込みました。

 やり方としては
RaspberryPi OS のイメージをダウンロード ⇒ MicroSDにイメージ書き込み ⇒ 無線LAN設定情報書き込み ⇒ ssh有効化 ⇒ RaspberryPiにセット
 とやるとssh接続が出来るようになるので、Teratermで「raspberrypi.local」を指定して接続します。ログインは「pi」「raspberry」で行います。
 色んなセットアップする時に「sudo」しても良いのですが、面倒なので、「sudo passwod root」でルートのパスワードを設定し、「su」でルート化して作業するのもありです。raspi-configを使用してタイムゾーンもJSTに変えておきましょう。

 あと、自分の開発環境は以下の通りとなっています。

 メインの開発マシンはWindows10でこのPCのハードディスクの共有ディレクトリをプロジェクトフォルダーとして使っています。プロジェクトフォルダーは定期バックアップやRAID1構成となっているため、開発関係は全てここに保存するようにしています。CentOSのPCにはEclipseが入っており、LinuxのC++環境やクロスコンパイラがセットアップされています。EclipseのワークスペースはWindows10のプロジェクトフォルダーをSambaClientでマウントしたものとなっています。
 今回RaspberryPiのクロスコンパイル環境をCentOS内に作りますが、ワークスペースはプロジェクトフォルダー内に作成します。それでRaspberryPiからもプロジェクトフォルダーをのぞけるようにRaspberryPi側にもSambaとSmbClientをインストールしておき、マウントしておきます。

クロスコンパイラーのセットアップ

 Raspberry Pi OS を最小構成でインストールした場合でもC++用のコンパイラーはインストールされています。なので、プログラムを書いて動作させるだけであればRaspberry Pi 本体内で解決することが出来ます。
 以前は自分もテキストエディターでC++プログラムを書き、Makeファイルを作成してmakeすると言ったコンパイルを行っていましたが、やはり大きな開発を行うとなると開発環境が欲しくなります。それでEclipseを使って開発を行い、クロスコンパイルするという手段を採っています。
 開発環境をEclipseで作成して、同じ共有フォルダーをRaspberryPiで共有し、Eclipseが生成したMakefileを使用してmakeするという手もありかもしれません。
 GDBとかValgrindなどをRaspberryPi側で動かしてみたいとは思っているのですが、まだやってみたことは無いです。

 さて、RaspberryPi用のクロスコンパイラーですがGitHubから手に入れることが出来ます。自分はCentOSのマシンにこれを丸っとダウンロードし、適当なディレクトリに展開して、Eclipseのプロジェクトを作成する際にクロスコンパイル設定を行う事で使っています。この辺りも詳しく書くのはあまり意味が無いので、RaspberryPiのクロス開発環境をセットアップするここら辺を見て下さい。

 これでとりあえずの開発環境は整いました。

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