BMP280温度センサー・その2

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 Raspberry Pi とBMP280モジュールをI2Cで接続し、通信テストを行ってみます。

 Raspberry Pi を扱った人なら良く知っていると思いますが、Raspberry Piには40本のGPIOポートがついています。

 この40pinがそれぞれ様々な役割を持っているわけですが、これもみんなが色々と説明しているので、詳細は省きます。一次ソースとしてRaspberryPi公式を見て下さい。以下に上げているのは公式ドキュメントのイメージです。

 左側の図面に書いてあるRaspberryPiは多分Raspberry Pi 4ですね。公式の説明によると現在売り出し中のRaspberryPiのGPIOはすべて同じレイアウトのようです。
 今回はRaspberry Pi Zero WHを使おうと思います。Raspberry Pi Zero WHの外観は以下の通りです。

こう置いた状態の左上が1番pinとなります。
ちなみに裏返すとこんな感じになっていて、

 ここのところをよく見ると、

 ヘッダーピンの半田付けが一つだけ四角くなっています。この四角くなっているところが1番pinと言うのがハードウェアの常識っぽいです。

 公式ドキュメントからRaspberry Pi Zero WH の GPIOの2番がI2CのSDA、3番がI2CのSCLという事が分かります。

 あ、今までの説明で1点忘れていました。

 Raspberry Pi OSは初期セットアップ状態ではI2Cの通信が無効になっています。必ず有効にしましょう(うっかり忘れるにしては大問題じゃね?)。

 raspi-configで有効にできます。TeraTerm等でSSHでログインして

sudo raspi-config

  を実行すると

 こんな画面が出てきます。矢印の↑↓で「3 Interface Options」にカーソルを合わせ、「Enter」キーを押します。
 次にこの画面で「P5 I2C」を選択して「Enter」を押します。

 有効にしますか?と聞かれるので「Yes」で「Enter」を押します。
 これでI2Cが使えるようになりました。

 さて、ここからはBOSCHのBMP280のデータシートを見ながら進めていきます。
 長いのでいったん切ります。







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